南記(ナムキー、Nam Kee Pau)におやつを買いに行った。シンガポールには複数の店舗がある、ポピュラーな肉まん屋さんだ。
ビッグパオ(大包、いわゆる肉まん)2つ、トウサーパオ(豆沙包。あんまんのこと)2つ、それからグルティナス・ライスを1つ・・・と注文したところで、店のお姉さんが「ローマイカイ?」と。
グルティナス・ライスはいわゆる中華風のちまきのことで、蒸した糯米に鶏肉、椎茸などが入っている。
ローマイカイ・・・初めて聞いた名前に戸惑うも、きっとグルティナス・ライスのことだろうと察して、「グルティナス・ライスのこと?2ドルの・・・」と答えると、だ・か・ら、ローマイカイねっ!?と。
はいそうです、ローマイカイです、多分・・・と思いながら待っていると、お姉さんは他のものと一緒にグルティナス・ライスを包んでくれた。
メニュー表には漢字と英語表記のみ。で、いつもは英語名のグルティナス・ライスで通じるのに。
いや、お姉さんに悪気は全くなく、彼女の中ではこれは断固として中国語名のローマイカイだっただけなのだ。
時々こうやって、新たに知る言葉が増えていく。
外国暮らしは大変な時もあるけれど、やはり、面白いと思う。
最近のコメント