モデルナ接種2回目の副反応覚え書き

有り難いことに、ここシンガポールではコロナワクチンは在住の外国人に対しても無料で接種してもらえる。

最近では日本の接種率も徐々に上がってきているようだが、何かの参考に私がモデルナのワクチンを接種した際の副反応の様子を書いておこうと思う。

1回目は今年4月の下旬に、ブオナビスタのCC(コミュニティーセンター)にて、夜8時に接種。

多少腕が腫れたものの特に異常もなく、帰宅して普通に就寝。先に接種した友人から、モデルナ打つと夜よく眠れるよ、と聞いていた通り、横になるや否や眠りについた。

翌日も腕が多少痛かったものの、一日中出歩いても全く問題なし。腕の腫れと痛みは3日程度でなくなった。

2回目は4週間後の5月下旬月曜日、同会場で昼間の13時に接種。

同じく多少腕が腫れたものの、普通に帰宅しいつものように夕飯の準備をして食べて片づけて就寝。やはりよく眠れた。

翌火曜日もいつもの時間に起きて、子供のお弁当と朝食の用意をし、学校に送り出した後異変に気付く。

そう言えばいつもより水が冷たく感じるかも、と体温を測ると38℃。副反応だ・・・と思うと同時に体中の関節の痛みに気付き、そのままバタンキュー。

結局この日はあまりの体のだるさとしんどさにやられ、トイレに起きた時に水を少し飲む以外は夕方まで寝たきりに。この感じは何かに似ている・・・と思ったら、かれこれ20年以上前に罹ったインフルエンザの時のしんどさに酷似していた。特に体のだるさで椅子に座っていられないところなど。

やっと起きる気力の出た夕方に、解熱鎮痛剤のパナドールを1錠飲むと、ほどなくして熱も下がり体もだいぶ楽になったので、無理せず早めに飲んでおくべきであったと後悔。

翌日水曜日の朝には腕の腫れ以外は症状がなくなっていたので、普段通りの生活に戻った。

腕の腫れは接種後3日程度でほぼおさまったが、問題の土曜日の朝。

ワクチン接種のことなどすっかり忘れ、普通に起きて家事をこなしていたものの、洗濯物を干していた時にどこかに腕が当たって違和感に気付いた。接種した側の脇の下、リンパ腺が腫れている。

この時はまさかこれがワクチン接種後の副反応だとは気づかず、慌ててネットで色々調べてみると、乳がん患者の方のブログに、急に脇のリンパ腺が腫れて慌てて病院へ行ったら乳がんが・・・とあったので、青ざめて週明けの婦人科を予約。

ところが、翌日の日曜日の朝になると脇の下の腫れはおさまり、代わりに?いったん引いていたはずの腕がふたたび腫れてきた。

ここでようやく何か変だと思い、ワクチン接種後の副反応を色々調べてみたところ、脇の下のリンパ腺が腫れる場合がある、と書かれているものを発見。これって副反応なのでは・・・と思いつつ、予約してあったため翌月曜日に婦人科を受診。

先生曰く、十中八九ワクチンの副反応だと思うけれど、一応一通りの検査をしておきましょう、とマンモグラフィーとエコーでの検査をしてもらって、ようやく異常がないことが確認された。

この時、エコーの検査を担当してくれたローカルの女医さんが、私もワクチン接種の2週間後にやはり脇の下のリンパが腫れた、と言っていたので、これは決して珍しい副反応ではなかったようだと認識した。

その後は3日程度で腕の腫れもおさまり、以後特に変わった様子もない。

何かの参考になれば幸いだ。